裏地の手配の注意点について。色ブレ対策や、ロット管理なども解説します。

メンズ担当の前野です
今回は裏地を発注する時のご注意頂く点や
ご使用時の注意点などご紹介したいと思います

裏地を発注される際のご注意

ご注文を頂く時にたまにございますが、カラーを紺や黒と色名でご注文頂く事がございます。
実は商品によっては紺や黒の中にも種類がある場合がございます。
黒などは黒の他にフォーマルブラック、赤みの掛かった黒など、何種類かある場合がございます。発注の際は色名ではなくサンプル帳の色番などでご注文いただければ、出荷などスムーズにいくかと思われます。
※商品によってはついておりますカラーが違う場合がございますので、必ず該当の品番のサンプル帳をご確認下さい。

裏地をご使用される際に生地としてではなく、加工にだされる場合があると思います。
例えば、テープに加工されたり、キルトなどに加工されたりなど、中切れある場合加工ができなかったりなど、問題が起きる可能性がございますので、ご注文の際は「中切れナシ」とご注文いただきますと、中切れない商品を出荷させていただきます。
※在庫がない場合にご要望にそえない場合がございますので、その時は当社担当者にご相談下さい。

ご使用時のご注意

反でのご利用の場合は、反が変わりますと若干の色のブレが生じる場合がございます。
裁断する前に色に問題ないかご確認下さい。

最近の裏地は生地幅や巻数量が違う場合がございます。
前は殆どの商品が122cm幅が多かったのですが最近は122cm、137cm幅、152cm幅など様々な規格がございます。海外での生産が増えてきましたのでこのような規格になっております。
商品企画や裁断をされる際はご注意下さい。

よくお問い合わせいただきますが、「レディース裏地をメンズ裏地に使用できますか？」や「メンズ裏地をレディース裏地で使用できますか」と良く聞かれます。メンズ裏地をレディース裏地としてご使用はいただけます。
逆のレディース裏地をメンズ裏地と使用するのはメーカーも使用はできなくはないのですが、あまりオススメはしておりません。
なぜならメンズ裏地とレディース裏地では規格が違っておりまして、レディース裏地の方が風合いなど活かすため
糸の太さや目付けなどが違っており、物性的にメンズ裏地よりは弱くなっております。
ご使用のさいはこの辺も十分考慮していただければと思います。

お願い

裏地を反物でご使用頂く際には中に入っております下げ札は使用がおわるまで保管しておいて下さい。

何か問題がおきました際に使用する場合がございます。
商品には十分注意しておりますが、傷、色ムラがあった場合に下げ札にありますLotNoを元に加工に問題がないか原因を追求するさい使用いたします。
捨ててしまわずに保管しておくよにお願いいたします。

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大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで！

K.M

メンズ担当
主にイージーオーダー付属全般