こんにちは。ApparelX事業部の橋口です。
衣類の着心地、風合いを左右する芯地選びですが、最近は汎用性の高いものが増えてきています。
今回はその中でも機能性の高い接着芯のご紹介をしたいと思います。
SDDC ~スーパー・ディスパージョン・ドット・コーティング~ とは日東紡の技術で、超微粒子高機能接着技術のこと。
細かい接着樹脂のおかげで、薄手素材でもシミ出し、キラツキ、アタリを極限まで抑え接着することが出来ます。
特殊な樹脂を使用しており、薄手素材でのシミ出し、キラツキ、アタリを抑えるだけでなく撥水コーティング素材などの難接着素材にも高い接着力を発揮します。
R8500 ▶ ソフトスタンダード
R8501 ▶ スタンダート
シミ出し、キラツキ、アタリを抑えるのはもちろんのこと、低温での接着が可能な樹脂を使用しているため、形状記憶素材などの熱に弱いデリケートな素材にも対応しています。
R8800 ▶ ソフトスタンダード
R8801 ▶ スタンダード
特殊糸、特殊基布、特殊加工により裏地の機能と接着芯地の機能を併せ持った芯地です。
接着芯の機能である形態安定・可縫製アップ・表地補強と裏地の機能である着心地の向上・意匠性の付加などを持ち併せています。
シャンブレータイプの裏地兼用芯地です。
特殊糸を採用したタテ糸とヨコ糸の異色使いで、シャンブレーによる複雑で特殊な色目&光沢感を実現しました。
スタンダードな表地に簡単に意匠性が付加できます。
IF7163 ▶ 裏地兼用芯地シャンブレータイプ
IF7163D ▶ 裏地兼用芯地シャンブレータイプ(ダークカラー)
IF7165 ▶ 裏地兼用芯地シャンブレータイプ(ボリュームタイプ)
ポリウレタンフィルムを利用することで、裏地と芯地の特徴に加えて、防風機能まで持ち合わせた資材です。
IF1000F ▶ 接着剤ドット数 17P(中肉向き)
IF2000F ▶ 接着剤ドット数 28P(薄地〜中肉向き)
裏地兼用芯地に興味を持たれた方はコチラの記事も読んでみてください。
「日東紡のイノベイティブ ファブリックとは~裏地・芯地兼用資材〜」
20dの薄手基布にW12Pの接着剤、という組み合わせによりソフトな風合いと適度なハリ、保型力を併せ持った接着芯です。
ソフトな風合いの基布に対して接着剤のドット数が細かいため、今までソフトな風合いの接着芯ではあたりが出ていた、という表地にもアタリが発生しづらく、幅広い素材で最近のトレンドである軽い仕立てが実現します。
また、Wポイントの接着剤を使うことで毛足のある素材、梳毛素材にも高く安定した接着力が得られます。
ドライクリーニング、家庭洗濯にも対応しています。
元々の芯地の機能である保型、補強に加えて表地に幅広く対応しているものや防風機能のあるものなど、機能性の高い芯地が開発されています。
こういった芯地を使うことでデザインの幅も広がるのではないでしょうか。
ぜひ高機能な接着芯をご活用ください。
アパレル資材調達は是非アパレル資材BtoBサイトApparelXで!