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インターテキスタイル上海へ行ってきた〜Intertextile Shanghai〜

ApparelX News編集部のヤマヨシ です。3/12から三日間開催されているインターテキスタイル上海、通称インテキ上海のレポートをお届けします。

私からは主に参加にあたっての注意点をお伝えします。一緒に参加した同僚がインテキ上海で見たトレンドについて書きますので、楽しみにしてください。

事前登録は必ずしよう

まず初めに開催時間は9時から18時で、1日目の午前中は11時ごろまで、見渡す限り人しかいません。入場までにかかる時間は約20分ほどです。もし、事前登録していない場合は、正直やり方がわかりません・・・

実際に私は直行便でロストバゲージに遭い、事前に印刷したタグがなかったのですが、メールの履歴でPDFが残っていたので、それについているQRコードですぐに再発行が可能でした。

当日の手間は出来るだけなくす努力をしたほうがいいですね。

明確な目的意識を持とう

各ブースに行くと、必ず何を探していますか?聞かれます。なんとなく見てる場合でも、柄が何かや、重さ、幅、素材、織り方など、出来るだけ伝えた方が商談自体はスピーディです。圧倒的に大規模な展示会なので一つ一つ見てると日が暮れてしまいます!!

ブースも化繊エリア、シルクエリア、スポーツウェアエリアやインテリアファブリックなど、分かれていますので、自分の必要な資材のエリアを見つけてその近くで回った方が効率的です。

マップを確認しよう

最初は自分がどこにいるのかわからなくなります。当てずっぽうで歩くと、同じところをグルグルとしかねません。マップと近くのブースのNo.を見れば自分の位置がわかるので迷いづらいです。

昼食時の注意点

行く前には経験者の方から、昼食はマックで1時間待ちと聞いてましたが、そんなことはなかったです。ピーク時は並んでいる店もありますが、ほとんどのが10分も待てば、入れると思います。値段はやはりイベント会場ということで、60〜70元程度のようです。コーヒーが30元もするので結構高い気がしますね。ちなみに今は1元=約17円でした。

英語は伝わる?

英語を練習してから臨んだのですが、結構うまくいきます。明確な目的意識で、ある程度会話のイメージをしていくと、スムーズにいきます。ただ小さなブースはもちろん、大きなブースでも中国語のみのブースもあります。逆に日本語が出来るスタッフさんがいるブースもあります。国際展示会ではあるものの、恐らく多くの企業が中国マーケットを狙って出展してるからたまに英語が喋れないブースがあるのかなという印象です。

また、見分け方のコツとして、看板にこんな文字が書いてあります。


exportは輸出可能で、small orderは少量出荷可能、custom madeは別注可能、product stockは在庫してますという意味です。事前にこれを見てから入った方がスムーズに商談が出来るかなと思います。最初は見ておらず、気になった全てのブースで在庫があるか聞いてましたが、こんな便利な看板が最初からあります。

ちなみにsmall orderはほぼ90%ぐらいの確率で1,000メーターです。たまに500メーターのところもあります。もちろん交渉で1反でも出してくれますが、割高になるケースが多いです。

上海は連絡手段も支払いもwechat

行く前はカードが結構使えると聞いたのですが、タクシーもコンビニも現金のみか、もしくはwechatになります。もちろんレストランなどではカードokです。電車も恐らくwechatがSuicaみたいなもののようです。毎回切符買うのは、特に帰りはめちゃくちゃ並びますので、注意が必要です。

連絡も、日本に帰ったら連絡します!って言っても必ずwechat持ってる?って聞かれます。可能なら日本にいる間にwechatをダウンロードしてから中国に参加するといいかなと思います。

まとめ

今回、人生で初めて上海に行きました。洋服の物価は恐らく日本以上、食事と交通費は圧倒的に安いですね。実際ロストバゲージしたので、洋服を買いに行きましたが、ユニクロで日本の約1.6倍ぐらいかと思います。インテキ上海は最初は日本などの展示会よりも大きい!ってイメージでしたが、二日間歩き回ってみると、しっかりとエリア分けがされていて、きっと必要な資材が見つかると思います。もちろん、輸入に伴う送料は国内送料に比べて高いですが、物によっては価格が半分ぐらいの場合が結構ありました。定番品などは仕入れてみてはいかがでしょうか?リクエストなども是非是非、お待ちしております!