メンズ・ユニフォーム担当の高橋です。
先日、お直し専門の工場様にジャケット一式分の副資材をお持ちしました。
ジャケットで袖裏を使っている商品と使っていない商品がありますが
使用しているものと使用していないものがあるのはなぜ?でしょう。と質問を受けました。
昔のスーツは高級品でした
今の時代よりも長く着用されていました。
古い時代の漫画やアニメにもスーツを質屋に入れるシーンもあったぐらいです。
では、袖裏を使用する理由ですが、裏地は表地を保護する役割もあったとされています。
表地よりも裏地、特に袖の部分が脱ぎ着のためにもっとも摩耗しやすく通常よりも強い裏地を使用するようになりました。
上記で述べたように、袖は摩耗が他の部分に比べて多いです。
摩耗の方向が袖の出し入れなので、縦方向になるべく丈夫な撚糸のかかった糸を使っています。(縦糸を強化して丈夫にしています。)
通説ですが、
袖裏が、ストライプになったもの間違いなく縦に裁断をするした為や
撚糸が先染めにしか対応をしていなかった為とも言われています。
某メーカーにも聞きましたが、ストライプになっている正確な理由は不明らしいです。
素材 ベンベルグ(キュプラ)
素材 ポリエステル
最近は、胴裏を袖部分にも使う商品が多いですが、
袖裏を使用しているジャケットはワンランク上に見えます。
ベンベルグ(キュプラ)素材を使うと更に滑りがよく、
素材の性質上、静電気も起きにくいのですよ。
スーツを作成する場合、袖裏使いを検討しては如何でしょうか?
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副資材 取り扱い歴30年。サービス業ユニフォーム・紳士服 スーツの副資材の営業をしています。