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よくある染色トラブル集!

染色にトラブルは付き物・・・。
染色は実際にやってみないとわからないので大変難しいものです。
ギリギリで依頼したらトラブルで納期が大ピンチ・・・という事もあるかと思います。

今回は実際にあったトラブルを紹介していこうと思います・・・!

割れ、傷

なんなら染色前から割れてる事があるくらい割れやすいです。

染色加工中に割れることはよくあります。
まとめて窯に入れて染色するため、1個が割れて周りのものも傷がついてしまって大惨事という事もごくまれにあります。

特に注意しなければならない素材は貝ボタンです。特に大きなサイズのなるほど割れやすいため、大きな貝ボタンで染色を依頼する際は必ずロスを多くみて発注してください。

また、貝ボタンの直染め(じかぞめ)は圧力をかけて染めるため通常より多く割れや欠けが出てしまいます。同色に合わせる事も相当難しいのでかなり多めにロスを見てください。

貝ボタンの染色については過去記事を参照ください!
→「貝ボタンだって染められるんです!染色時の注意点について

コーティングが剥がれた(貝ボタン)

貝ボタンはコーティングをしてから染色というのがベターですが、そのコーティングが染色中に剥がれてしまったパターンです。
染色で窯から引き揚げた時のザルで傷がついて剥がれてしまったり、染料の関係、染色時の温度管理によるものだったり理由は様々になります。

黒い点がある,コーティング不良(貝ボタン)

コーティング時についてしまうものになります。
まれに混入している事があります。
また、表面だけしかコーティングされていないものが混じっていた事もありました。

数量(個数、m数)が減った

ボタンなどの小物類では小さいサイズの物の染色に起こりがちです。
理由としてはザルで窯ら上げた時にすり抜けてなくなってしまったなどです。
完全に防ぐことは難しいのでやはりロスは多めに見ておいてください。

テープの場合はお湯につける事で縮みますので最終m数がすくなくなります。
必ず縮む事と想定してm数は発注してください。

テープがムラになった

広幅ほど起こりやすく、濃色ほど目立ちます。
ご了承の上ご依頼ください。

色があわない

演色性のある色のある色だと蛍光灯で合わせた色、太陽光で合わせた色で見え方が違う事があります。
染色は地の色に左右されますので、黄色がかった貝ボタンを染めで白くといったのはとても難しいです。

色が明らかに違うときは色の指示が間違っている場合があるのでお問合せください。
うまく伝わっていない可能性がございます。
勘違いを防ぐ為にもチェックや柄物の色見本の場合は指示を明確にお願いします!

まとめ

染色にあるトラブルをあげてみましたがいかがでしょうか。
トラブルがつきものの染色ですが、ビシッと色があうと気持ちいいものです。
自分だけのオリジナルというのが染めのいいところですよね。

依頼する際はトラブルも想定して必ず余裕をもった数量、余裕を持った納期でご依頼くださいね!!!

染色の依頼方法については過去記事も参考にしてください!
→「アパレル資材をオリジナルカラーにする染色の方法ついて~ApparelXでの染色発注~

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