こんにちは!ApparelX事業部のじゃすみんです。今回は漁網を再利用した再生プラスチックボタン、パーツについての記事になります。
漁網を再利用して作られている再生プラスチック副資材COREシリーズについて紹介します。
こちらは漁網を再利用して作られたモリトさんの新商品です。
通常の黒だけではなく、半透明の緑と不透明の白の色展開があり、どちらも染色可能です。
※リサイクル材料を使用してるので、染めムラが生じる場合があります。
C.O.R.E.™ 4つ穴ボタンCR-700商品ページ→https://www.apparelx.jp/item.php?item…
C.O.R.E.™ 4つ穴ボタンCR-100商品ページ→https://www.apparelx.jp/item.php?item…
海洋プラスチックとは海の中を漂っているプラスチックごみのことです。そして、魚類、海鳥、アザラシなどの海洋哺乳動物、ウミガメ等の死因の92%がプラスチックごみの影響だとされています。
環境省の調査によると、日本の海岸に漂着している海洋プラスチックごみのうち、40%以上が廃棄された漁網であるといわれています。
漁具・漁網は海洋ごみの中でも特に自然分解されにくく、600年以上海の中を漂い続けると言われています。
海に捨てられた漁網はゴーストネットと呼ばれ、動物が絡まって死んでしまう原因となっています。
そして、海へ流入している海洋プラスチックごみの82%がアジア諸国からのものだとされています。
2050年にはプラスチック生産量はさらに約4倍となり、今現在のままのペースで海洋汚染が進行していくと、それに応じた海洋へのプラスチック流出の拡大により、海洋プラスチックごみの量が海にいる魚を上回ると予測されています。
漁業が盛んで魚をよく食べる国で暮らしている日本人としては耳の痛い話です。
プラスチックごみが海に良くないということはわかっていても、プラスチックの代替品を見つけるのも、使用を減らすこともなかなか難しいと思います。しかし、先程紹介したCOREシリーズのような再生プラスチックを使用すれば、
海に廃棄されている漁網を回収、洗浄した後、再生ペレットにし、成形するという生産プロセスのため、新たなプラスチックを生み出すことなく、今ある海洋ゴミを減らすことができます。
誰しも家に帰るとレジ袋を一枚節約するかしないか、という小さな影響しか与えることのできない一人の消費者ですが、企業で生産管理をする立場にいる時、パーツを1つ変えるだけで、大きな影響を与えることができます。
ApparelXではCOREシリーズの他にも多くのサスティナブル素材を取り扱っています。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひサスティナブル資材のページを覗いてみてください。
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