資材デリバリー情報局 4月号～サンプルも量産も～

表地から付属まで様々なアパレル資材を手配しているデリバリー担当者から資材のデリバリーについての最新情報をお届けします。

2023年3月のデリバリ概況

3月は弊社オリジナルのシルクも、縫製糸や、バインダーテープなどボルドーなどの赤色系や、ピンク系の色味の資材がよくでました。3月はサンプルも量産も両方ご発注いただき、忙しく仕事をさせていただきました。

今までは主にポリエステル裏地なども色番によっての在庫切れが目立ってきてましたが、3月に入ってからはSICのテープや、フジックスの工業糸なども色番によっては在庫切れで納期がかかる案件が出てまいりました。各社まだまだ在庫回転率を意識して在庫を多く積むことをしていないようです。そのため、付属の手配についても基本的には早めにいただいた方がスムーズかと思いますので、よろしくお願いいたします。

またデリバリチームの1名が3月から産休に入りました。担当させていただいておりました皆様には感謝致します。現在別の担当者がついているかと思いますが、営業と協力し、しっかりと担当させていただきますので、なにかありましたら担当までご連絡ください。

今月はプリント加工やレーザーでのロゴ入れの依頼が多かったです。

弊社ではリボン、平ゴム、ボタンや、メタルパーツなどへのロゴ入れを承っております。ブランド名が記載のものが多いため、写真を掲載することはできませんが、様々な資材への依頼が多かったです。

そこで、今月行った案件を紹介するとともに、事前に知っておくとスムーズな情報をお伝えします。

ゴムやストレッチテープへのプリント

伸縮性のあるテープなどは、プリント後に伸びたり縮んだりを繰り返すことによって、基本的にはインク部分が割れてきます。そこで使われるのが水性インクであったり、ラバーインクだったりするのですが、よく伸ばす部分に使うときは必ず劣化して割れますので、ご注意くください。割れるのは嫌だなと思う方にとっては、ジャガード織りでロゴを出す方法もありますが、こちらはロットが約5,000m以上となっており、かなりの高額になります。

引手へのレーザー加工

実はYKKのスライダーは、YKKの工場にて別注型を作ることができます。大まかな流れとしては下記になります。

1.デザイン入稿後、3Dデータ作成
2.3Dデータ承認後、樹脂サンプル作成 (およそ2週間ほど)
3.樹脂サンプル確認後、本生産 (デザインにより変動はありますが、およそ1ヶ月)

型代だけでも10万円以上しますので、自社ブランドのイメージとあってどの服にもつけられるようなスライダーであれば良いかもしれませんが、なかなかのハードルかと思います。

そこで、今回私が行った引手へのレーザー加工は、YKKの品質管理を超えるため故障のトラブルなどは一切相談はできなくなりますが、ロゴなしスライダーへのブランドロゴのレーザー加工です。これであれば、10個程度から対応可能なので、お手軽に作ることができます。

是非上記にご興味があるブランド様がいらっしゃればお問い合わせください。

今月のピックアップ記事

新入社員で資材手配などをする方がいらっしゃれば、まずファスナーのことを是非知っていただければと思います。ファスナーは複雑に見えますが、発注方法はシンプルです。是非ご共有いただければと思います。

くるみボタンの手配で、あまり出ることもないですが、総くるみについて書いた記事です。是非ご一読ください。

私のお気に入り

デリバリの佐々木です！！

ガチャガチャを回すのにハマっております。

最近はショッピングモールなどでもガチャガチャ専門店などがどんどん出店していますよね。

弊社は秋葉原にありまして、秋葉原ガチャたくさんあるので帰り道の誘惑がすごいです。

最近新しくできたゲームセンターの上の階にガチャエリアが出来てました（散財しました）

ミニチュアとか集めるのが好きで、みかけるとついつい回してしまうのですが、私ものすごく運が無くて、欲しいものは大体簡単に出ません！せちがらい…。やめられない止まらない。

↑は最近入手したお気に入りのコジコジフィギュアです。
名言ですね。

最近のガチャはすごくクオリティが高いので久しくガチャガチャやってないという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか！！

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ヤマヨシ

ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。