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くるみボタンを作るための生地の要尺の計算方法について!

ApparelX News編集部のヤマヨシです。

くるみボタンを制作したいときに必要な生地の量って、多ければ生地が余ってしまうし、少なければ再度支給しなくてはならず、送料などのコストが高くなってしまったり、納期がおそくなってしまいます。

今回はそんなくるみボタンの生地の要尺の計算方法をエクセルで作りましたので、その仕組みの解説と、くるみボタンの加工に関するTIPSを書いていきます。

くるみボタンの生地要尺の計算方法


それでは計算方法を解説する前に、実は計算をするための必要な情報はは各ボタンメーカーのくるみボタンのカタログや、webサイトに載せてくれています。アイリスさんのサンプル帳の裏に下の画像のように要尺を教えてくれます。

1個作る場合はとても見やすいですね!また、ちょうど幅が1mの生地であれば1㎡で作れる量が載っているのもありがたいですね。

しかし実際の生地の幅はまちまちですし、作りたい量も異なるので、できるだけ無駄なく生地を支給したいですよね。


計算の流れ


  1. 支給生地の幅 ÷ ボタン1つ分の必要生地の一辺の長さ(A) =(A)の長さで取れる数量(B)
  2. 作りたい数量 ÷ B × A = 必要な生地の長さ

いざ日本語で書いてみると途中で「何を書いているんだ自分は!?」となってしまうぐらいですね。ただこれを例に実際に計算してみます。

<条件>
・生地幅 : 142cm
・平くるみ 12mm
・300個

<計算式>
1.1420mm ÷ 30mm = 47.3個 → 47個に切り下げ
2.300個 ÷ 47個 × 30mm = 191.48mm
作るときのロスなどもあるので、要尺の一辺の長さを加えれば22cmほどあれば足りる計算になります。


ボタンメーカーの担当者も電卓で計算していた


上の計算ですが、ちゃんと理解すれば、なるほどねって感じだと思うのですが、実は私も毎回、ボタンメーカーさんやボタンの加工屋さんに毎回聞いていました。そしてボタンメーカーの担当者も毎回電卓で計算していたらしいです。

実はこれってとても無駄なんですよね。

メーカーさんも時間かかるし、問い合わせもいっぱい来ているので、返信がすぐに来るわけでもない。そして、お客様側も、回答が来るまで時間がかかるので、もったいない。

こんな風な悪循環がおきてしまっていたので、もう自分で計算できるシートを作ったので、必要な方はダウンロードして使ってみてください。


要尺計算シートのダウンロード

ダウンロードをクリックすると、ご入力いただいメールアドレスに、ダウンロード用のURLが送られてきます。



くるみボタン制作の注意点-こんなときは高くなる!?


くるみボタンは職人の手で加工されるものがほとんどのため、実は加工の出し方で価格が変わったりします。


端切ればかりのとき


生地を裁断したあとの端切れの生地でくるみボタンを作りたいという依頼も結構多いです。実はくるみボタンは、はじめに1つのくるみボタン用に生地を型で抜いてしまいます。生地状になっていれば広げて一気に抜けるのですが、端切れだと抜けるものと抜けないものが混ざっていたりするので、手間がかかります。

そのためその場合は、より時間がかかるので、1個あたり単価が割増されることがあります。


極端に薄い生地、厚い生地


薄い生地の場合は、芯を貼って補強するのですが、その枚数が多くなることがあるので、割増になることがありますのでサンプルをまずやってみることが重要です。

実際に極端に薄い生地や厚い生地は、切れてしまったり、パンクといって金型が閉じきれずに壊れてしまうというケースが起きてしまい、製品化できないこともあります。


柄取や方向指示があるもの


プリント生地などでキャラクターを抜く場合や、さらにその方向にまで指示があると割増料金になる場合が高いです。上記の理由と同じで、単純に型を抜くのにより時間がかかり、人件費があがるからです。

とはいえ、柄取りや方向指示することによって、洋服についたときに一体感などがでることは間違いないありません。ただ、どうなるとコストが上がってしまうかは事前に知っておいたほうがいいですよね。


まとめ


より資材の手配などをわかりやすく効率的にして、皆様にはできるだけクリエイティブなことをしていただければと考えております。是非ご活用ください。

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