メンズ営業の青木です。メンズのジャケットで使用頻度の高い毛芯ですが、レディスでも使用することがあります。
しっかりめに仕上げたい場合や接着芯だけでは物足りない時、メンズ仕立で作りたいといった際に使用します。
レディス向けの毛芯といえばパンピースと言われる柔らかく細番手の毛芯(一般的なメンズで使われる毛芯で使用のウールヘアーと呼ばれる刺毛ではく、ウールを使ったものが多いです。
素材が柔らかく動きやすい(物理的な動きや乾湿に対しての収縮等)ので扱いづらいといった面もあります。
また現在あまり流通しておらず安定して同じ素材を供給することがしにくいのが難点です。
メンズ向けの毛芯においても最近は細番手化や軽量化、ソフト化の傾向があり、レディス向けで使用するにあたっても遜色のないものがあります。そいった素材から最適ものを選定させていただきますのでご相談下さい。
ネックから脇にかけての肩周りの保型の為に使用します。
大きさも小さく軽いのでこの仕様を採用することが多いです。
また素材に関しても、従来の毛芯ではなく不織布を使用したものもございます。
ネックから返り線に沿ってボタン周りまでカバーする仕様になります。
設計の際に男性よりも胸周りのボリュームを出す作り(製品パターンに準拠)になる為設計の際に不自然なクセ取りにならない様に注意が必要です。
肩・ネックから裾までの長さで入る作り芯になります。
メンズ仕立のジャケットをご希望されるお客様は特にこの仕様をイメージされることが多いです。
シッカリめに仕上がりますが、大きさもあるので重めになるので注意が必要です。
以前にメンズの作り毛芯の記事でお話させて頂きましたが
ラペルがある仕様ですと芯据えの際ラペル部分をハ刺しが出来る工場で縫製しないときれいな仕上がりになりません。
(ハ刺しはメンズジャケットでは必須なのですがレディスの工場ではハ刺しミシンはほぼ持っていないので投入工場に注意してください。)
レディス(ジャケット)で使われる毛芯について簡単に記事にさせていただきました。
接着芯の様にご希望の風合いやシルエット、素材や機能など様々な要素を組み合わせて出来るパーツになります。
どのような素材の毛芯でどういった形のものを作ればよいのかといったご相談がございましたら当社へお問い合わせ下さい。
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メンズ重衣料全般を得意としております。
特に毛芯地と接着芯に関しては四半世紀のキャリアをもってます。
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