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毛芯地とは part.2/製造工程

ApparelX News編集部ゆーたです。

GW挟んでかなーり間隔が空いてしまいましたが、前回に引き続き毛芯について。

今回は製造工程をご紹介します。

前回の記事、毛芯地とは part.1はこちらです。

毛芯地の製造工程

原料

人体は円柱形で経方向は重力が働きますが、緯方向は芯地の張りコシで成形、保形します。

緯糸の張りコシを得る為に、繊度の粗い獣毛繊維を使用します。

代表的な獣毛繊維の種類と物性

・ゴートヘアー:ギリシャ北部、マケドニア地方の高原で飼育され、毛は粗く長く、ハリ・コシに優れます。

・ヤクヘアー:中国内陸部に生息し、毛は粗く、こちらもハリ・コシに優れます。

・キャメルヘアー:中央アジア砂漠地帯に生息する双峰駱駝(ふたこぶらくだ)

・グレーウール:ウールの中で繊度の粗い原毛で、ヘアーとウールの中間的性質です。

紡績

緯糸

原料:獣毛(ゴート・キャメル・カラクル)、レーヨン、ウール、合繊

トップメーキング:繊維をほぐし、引き揃え、スライバーとする。

前紡: 繊維の混合、併合、引き伸ばしを繰り返し、篠の太さを均整にする。

精紡:篠を引き伸ばし、撚りを与え、巻取り管糸とする。

ワインダー:糸欠点を除去し、数本の管糸を1つにまとめてチーズにする。

織布

革新織機による高品質な生機づくり

整経:経糸を引き揃えて、ビームに所定の長さと巾を定めて巻き取る。

製織:規格に合わせて織機で織り、生地(生機)を作る。

整理加工

毛焼:表面に出ている毛羽(獣毛)をバーナーで除去する。
*チクチクする場合は毛焼が甘いそうです。

煮絨(しゃじゅう):湯洗いで表面を平滑にし、不純物を除去する。

染色:ほぼ黒染めで生成りは染めていない物です。

乾燥(熱風乾燥)

パディング:加工薬剤の付与(防縮、風合調整)

ベーキング:薬剤の架橋反応の推進

検査:(人が目視で)欠点をマーキング、除去し包装する。

まとめ

ここまで細かい工程があるとは思いませんでした。
検査も機械でやっているものだとばかり思っていて、まさか目視とは。。。

ヤマモトでは毛芯類の在庫管理を大ベテランの社員が担当していますが、それでも時期によっては欠品する事があります。

これだけ多くの工程を経て作られるから、そりゃ納期がものすごくかかるのも納得です。

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