メンズ服飾副資材～4月の動き・キュプラ裏地・副資材の動き～2024年5月号

毎度お世話になっております。メンズ営業の青木です。

4月17日～19日に開催された展示会ファッションワールドにご来場いただきました方々には厚く御礼申し上げます。

GWの連休も明けバルクの投入もスタートしてまいりました。円安による価格高騰に歯止めがかからない状況下何かと頭が痛い日々が続きます。

今号も情報をお伝えできればと存じます。

メンズ資材の状況 ～4月の当社の動向・キュプラ情報～

4月の当社の動き

• 4月はオーダー各工場様におかれましてはやや苦戦したように見えます。仕掛も少ないといったところで厳しい4月だったように思えます。
• 既製服においては徐々に動きが出てまいりました。本格的な動きは5月の連休明けからになりますが各社ばらつきがある用に思えます。
• 4月の営業的な数字に関しては前年比96％と昨年を若干割ってしまいました。

キュプラ情報

• 先月お知らせした価格改定の飛び込み需要とキュプラ原糸の製造が未だフル稼働にならないこともありなかなか順調な生産とはいかない状況です。
• AK1800や当社オリジナルのAKXシリーズは緯糸に黒原着糸を使用しておりますがこちらの製造キャパが増えずなかか安定供給に届かない状況です。キュプラ原糸の供給も来年までフル稼働に対して70％位との予測も出ており調達に苦労しそうです。

副資材今後の動き

4月末の為替￥160/＄には私も衝撃を受けました・・・戻ったとはいえ未だ￥155/＄台。

原材料は海外のものも多く材料原価・為替の影響で海外調達商品の価格上昇がとどまることがない現状です。

ある資材(商品は伏せます)は3か月前の契約から比較して8％も原価が上がっているようです。

資材のみならず海外縫製なども大きな影響が出てくると思います。

SDGｓへの取り組み(再生ポリエステル資材)

先月ご紹介させていただきました胴裏用ウーリーツイル5421のSDGｓ対応化の他

5421　ウーリーツイル裏地

袖裏・膝裏・スレーキ・毛芯　この4種に関しても再生ポリエステル(ECO BLUE)の商品で今後展開することになります。

特にユニフォーム向けで毛芯は胸増芯を作成してご提供できればと思い見本作成に入っております。

ピックアップ記事～貝ボタンあれこれ～

シャツや夏物のジャケットによく使われる貝ボタンですが。当社でも多数取り扱っております。

また貝ボタンのあれこれをご紹介させていただきました記事をご紹介します。

俺の飯 ～柚子の香りがさわやかな担々麺～

会社からほど近い都営新宿線岩本町駅の近くにある汁なし担々麺のお店

麵処ゆずラボ。

店名の通り柚子に拘った汁なし担々麵のお店です。

ラーメンといえば私は汁なし系はあまり食さないのですが(アツアツのラーメンが好みなので)

ちょっと気になって食べてみました。

程よい辛さに柚子のさわやかな香りと味はなかなかオツなものです。

担々麺というと辛さに拘るお店が多いですがこの一杯は辛さより味の組み合わせと風味を楽しむ担々麺でした。

また近々行ってみます。

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青木

メンズ重衣料全般を得意としております｡
特に毛芯地と接着芯に関しては四半世紀のキャリアをもってます｡
なんでも聞いて下さい｡