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よく聞く生地の加工方法について解説します!〜生地の見た目編〜

ApparelX News編集部のmammy です。

よく耳にするけれどそれってどんな加工方法?という疑問にお応えすべく生地の加工方法について解説をして行きたいと思います!今回は後編として生地の見た目の変化をもたらす加工についてです。

前回ご紹介した生地の加工方法の〜生地の機能編〜につきましてはこちらより御覧ください!

見た目の変化をもらたす後加工

ラミネート加工

ポリウレタン樹脂やポリ塩化ビニール樹脂などを材料としたフィルム等を布地に貼り付け表面を保護する加工です。

主にナイロンなどの化学繊維にこのラミネート加工を行うことが多く、防水性を得るために行われます。

表面が汚れてもさっと拭くだけで落とすことができるので、バッグやポーチなどの小物類やテーブルクロスなどに用いられます。詳しくは過去のブログで解説してますので、ぜひご覧下さい。

207PVC ナイロン110ツイルPVC
ナイロンにビニールラミネートを施した生地。バッグなどにおすすめ。

シルキー加工

絹以外の布地に絹の様な光沢を与える加工の総称です。代表的なものが「シルケット加工」で綿に行われるシルキー加工のことです。光沢がなかった生地にツヤ感が生まれ、それだけでなく、染色性も増すので美しい色合いを表現することも出来ます。

加工方法は繊維が収縮しないように引張をかけながら、苛性ソーダに浸して処理をします。綿糸の状態でも綿布の状態でも行われます。

351 CM30/ 天竺 (UVシルケット加工)
優れた光沢とソフトな風合い、鮮やかな発色性の天竺生地です。

ちりめん・シボ加工

「シボ」とは織物の表面に作られる細かいシワの事を言います。表面にしぼを作ることでざらざらとしたテクスチャーや立体感、さらっとした肌触りを生み出します。

シボのある織物は英名で「クレープ」、和名で「ちりめん」と言います。

凹凸があるので、肌にまとわりにくい生地となるので、夏物のシャツやブラウスちりめんの生地は和モノの小物やアクセサリー等にも使われます。

製法は糸の性質を利用したシボと仕上げの加工によって作られるシボがあります。

たて糸やよこ糸に強撚糸を使って織り上げ精錬をすると強撚糸が撚りを戻そうとする力によってシボを生み出します。

その他凹凸のあるローラーで布地をプレスし、表面に模様を片付けする「エンボス加工」によっても作られます。

最後にプレスするだけなので、強撚糸を使う製法よりも比較的安価になります。

KKF3338 二越ちりめん
ちりめんと言えば「和」のイメージですよね。和風なアイテムにぴったりです。

SLK200 本絹クレープ20匁
シルク100%の高級感あふれるクレープ生地です。裏地だけでなく、ブラウス・ドレスにもおすすめです。

塩縮加工

塩化カルシウム・硫酸カルシウム・苛性ソーダなど塩類の水溶液に布地を浸して収縮させ凹凸やしわを付ける加工です。「リップル加工」の一種です。

もともとは絹が塩類の水溶液で収縮する性質を利用したもので、絹だけに用いられた加工法でしたが、苛性ソーダを使うことで他の素材にも加工することも出来る様になりました。

生地に凹凸があり、肌に触れる部分が少なくなるのでサラッとした質感なのが特徴です。

夏向けのブラウスやシャツ・ワンピースなどに、向いています。


OS1116 グランジ64クロス
アウトドアウェアにおすすめでドライタッチな生地です。

リップル加工

生地にさざ波調のシワや凹凸を施す加工です。リップル加工をした生地は「リップル」と呼ばれます。

リップル(RIPPLE)は英語で「縮み」、「さざ波」という意味です。

綿やレーヨンなどの薄地の生地に苛性ソーダなどの液を付着させて、強度の収縮を起こします。

この生地も塩縮加工と同様にさらりとした肌触りとなるので、夏用の衣類にぴったりです。

4146 リップルクロス STYLISH ALOHA
まさに夏!アロハな生地!ハワイを思わせる柄やヤシの木や夏のシャツにいかが?

オパール加工

布地の繊維を溶かす薬品を捺染し、その部分をレース状に薄くして透かし模様を作る加工です。

「抜蝕加工」、「ケミカルプリント」とも呼ばれます。

製法としては2種類の繊維を使った布地に用いる加工で、どちらか一方の繊維だけを溶かす薬品(硫酸など)を捺染します。そうするとその部分はもう一方の繊維だけが残るので布地が薄くなって透かし模様ができます。

プリントや織りなどでは表現できない立体感のある表現が可能です。

レディース向けの服地やカーテン地などに用いられます。

ポリレーヨンオパール染
KKOP9017 D/#29 ポリレーヨンオパール

ワッシャー加工

布地に洗いざらし風のシワを付ける加工で工業染色用洗浄機「Washer」を用いて加工をする事からこの様に呼ばれています。「しわ加工」の一つです。何度も洗ったような風合いで、こなれ感やナチュラルな印象な生地になります。またもともとシワがデザインになっているので、ノーアイロンで着る事が出来るのも嬉しいポイントです。

WA-2400 伝説のワッシャー ワッシャー加工(シワ加工)、撥水(表面に付着した水をはじく加工)、防水(裏面にアクリルコーティング)の見た目、機能性を兼ね備えた生地です。まさに伝説…!?

まとめ

技術の向上により、生地の見た目や機能をアップさせる加工が多く生まれています。生産するアイテムの付加価値をアップさせてくれるので、目的や用途によって最適な加工生地をぜひ選んでみて下さい。

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